今夜は素晴らしい満月だ。

頭の中の容量というのは決まっているのだろうか?
とりたてて今に始まったことではないのだけれど、最近とみに物忘れが多くなってきている。その分だけ何かが新たに入っているのかと言うと、そうともいえないが、まぁ世間一般、年寄りの知恵とかいうから、出ていく分だけ何某かは残っているのだろう。そう思わなければやってられない。そう開き直る自分、このあたり、やっぱり年寄りの発想なのだろうなあ。

若い頃見た光景で印象に残っているものと言えば、初めての雪山で見た霧氷、秋の夕日に照らされ、金色に輝く一面のすすき野原、あるいは雪渓の合間に咲く一面のきんぽうげ。
非日常の光景が圧倒的だが、年を経るに従って、日常の何気ない寸景にフト心を留めることが多くなった。
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この時季、こんな風景がやたら気になる。
プラタナス、いちょう、欅、葉を落とした木々のシルエット。自分でも不思議なほど心引かれること、しばしば。
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薄氷、落ち葉、霜柱、そして凍てつくような寒空に煌々と輝く満月。
by katabami03 | 2009-01-11 23:28 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)
Commented by 日本橋うさぎ at 2009-01-12 16:58 x
良い満月でした。煌煌と光っていて。
何度も見上げました。
Commented by katabami03 at 2009-01-12 22:53
中秋の名月というけれど、risi的には満月は真冬に限る。
Commented by 風うたい at 2009-01-15 00:12 x
葉を落とした木々のシルエット。美しいですね。
先日、信濃大町でみた雪面、黒々と立ち並ぶ樹木の合間から
見える満月の光景も忘れられません。
Commented by risi@いけばな at 2009-01-15 12:15 x
>風うたいさん
自然は完璧ですよね。
自然の美しさには無駄がなく、合理的で説得力があります。
それに比べれば、人間の作り出すものなんてたかが知れている。
そんなことを思うと、人の業みたいなものを考えてしまいます。
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