昨夜(12日)のLABO、花材は松と山帰来という異色の組み合わせだが、これが意外とマッチするんですね。
いずれも力作揃い、それでは一挙公開いたしましょう。
>Fuji先生
バランスよくまとまっている作品。蔓の丸みが全体を柔らかく包み込んで。
>Ka先生
一期一会の作品。シンプルさが作品をより鮮明に。後ろの空間(水面)はやや広いか。
>Y先生
松、蔓、実の配分がすっきりと決まった。器をシンプルな形状のものにすると一味違ったものに。
>S先生
バランスの妙味を見せる。左手後方にも配慮を。
>T先生
器との大胆な対比が彫刻的な面白さを生む。右手の蔓はやや後方に逃げすぎか。
>Ku先生
キッパリと思い切りのいい作。器と松の位置関係なども適切。
>Ka先生
白い四角い器から飛び出す松が意表をつく作。山帰来の蔓をあえて用いなかったことも納得。
>Fuku先生
コンパクトにまとめた一作。ぽっかりと口を開いた器の中に納まる松や蔓の面白さ。
>T先生
松の枝(幹)を強調して見せる力強い作品。ガラスの器の中も配慮され、技あり。
いつもより早く切り上げ、この後一気に忘年会になだれ込むのであった。