今日は三ヶ月に一度の古典研究の日。
今回はお正月前ということで、根引き松と万年青(おもと)の二種の花材を各自の希望で生けていただく事にした。
いけばなで用いる万年青は主に大相観(たいそうかん)と都城(みやこのじょう・通称都)。
大相観は濃い緑色で丈高く、幅も広くて風格の有る姿が特徴。都は縁が白く、すっきりとした姿で、どちらかというと瀟洒な感じ。
大相観・O先生作。
都城・O先生(前出とは別人です)作。
もう一作都城・S先生作。(前出とは形態が違う)
松は写真が上手く撮れなかった。
花材の丈が少し短めだったが、ベテラン揃いなので、皆さん上手くまとめられていた。
今年も松、万年青をいける時季になった。
これらの「はな」を見ると、いよいよ正月近し、を実感するのですよね。