高崎物語(17)

今朝は冷え込んだ。
バス停前の空き地でも霜柱が。
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寒い朝は嫌だけど、空気が澄んでいて見晴らしは最高!

大体電車に乗っているときは、雑誌か文庫本を読んでいるか居眠りしているかのどちらかだが、今日はもうずう~っと窓の外を眺めていた。
窓にもたれて缶コーヒーを飲みながら・・ちょっとした小旅行気分だ。

雲ひとつ無い快晴。何と武蔵野線からも上州(群馬県)の山々が見えた。
乗換駅、武蔵浦和駅からは雪をかぶった浅間山が・・。
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富士山もスカッと日本晴れ。(与野付近から)
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高崎線で北上するにつれて、次々といろんな山が望まれる。
熊谷近くから見る日光の山。
丸みを帯びた頂きは男体山。左奥は白根山か?
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高崎に近づくにつれて迫り来る上州の名峰、国定忠治で名を馳せた赤城山。
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榛名山の右手(画面中央の左手)、雪を頂く平べったい山は苗場山か?
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高崎では「高崎物語14」で登った陸橋に再び登って見る。
先ず一番目を引くのは浅間山。神々しいまでの美しさ。
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浅間の左手にあるのが妙義山。標高はそれ程でもないが、ゴツゴツとした特異な山容。鬼が住むと言われるのもむべなるかな。
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車中からも視認したが、ここからは八ヶ岳もくっきり。
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そして上越国境、谷川岳。
この山の下を通るのが川端康成の小説『雪国』で有名になった「国境の長いトンネル」だ。
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2,30代の頃のちょうど今の季節、この谷川岳にある天神平スキー場に度々でかけた。
関越自動車道がまだ途中までしか出来ていなかった頃は、前夜東京を発って夜半に到着、ロープーウェイ前で仮眠。一日滑って帰京。関越道が開通してからは6時頃に家を出ての日帰りをよくやったものだ。
高崎あたりから見て、榛名と赤城の間が曇っている時は、天神平はほぼ終日雪。谷川がくっきりと見えるときは終日好天間違いなし。そんな時は心躍らせて車を走らせたものだ。

午後3時頃に再び陸橋に上がってみると、浅間山の噴煙が西に向かって棚引いている。(画面左端が浅間山)
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さらに榛名山の上にまで。
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帰りの車中から振り返ると、噴煙はさらに西に延びていた。自然の描き出す大らかな姿は、しばし雑事を忘れさせてくれる心地よい光景であった。

このほかにも奥武蔵、奥多摩の山々や変わった山容の両神山、荒船山、赤城の奥にチラと上州武尊(ほたか)山などが視認されたが、残念ながらカメラに収めることができなかった。

帰路車中から見た、夕焼けに浮かぶ富士山のシルエット。これもまた心に焼きつく美しい姿だった。
by katabami03 | 2008-12-07 23:20 | 高崎物語 | Comments(3)
Commented by ぶーすけ at 2008-12-08 06:58 x
霜柱!! 大好きー

こちらでは、見てないですが
それって寒くないってわけじゃなくて

土の見えるところが少ないんでしょうね
無い訳じゃないのに
生活圏の中に少ないんだろうなー
Commented by 風うたい at 2008-12-08 13:19 x
山脈の美しい写真をライブ感覚で拝見。
車中から撮影されたとは思えない、富士山の勇姿。
冬化粧の噴煙たなびく浅間山、間近で仰ぐそのすばらしさは、
いかばかりか。
関越道を北上する3県(?)をまたぐルートに現れる
山々はそれぞれに美しく、懐の深さを感じさせますね。
素敵な文章とともに楽しませていただきました。
Commented by katabami03 at 2008-12-09 01:05
>ぶーすけさん
コチラに越してきて嬉しいのは、霜柱を踏み潰して破壊する楽しさ。でも早く出かけないと子供達にやられてしまう。

>風うたいさん
何度も通っている道(電車)なのに、こんなに見通しがきいたのは初めてなんですよ。
お正月に晴れていると、かなりいい、とは聞いていますが、それに匹敵するのではないでしょうか。
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