系眞流(華道)の猪熊先生からご案内を頂いたので、日本橋三越に拝見に行った。
日本橋三越は東京駅と神田駅のちょうど中間くらい。天気もいいことだし、帰りは東京駅まで歩いて帰ることにした。
いつもはサッと通り過ぎてしまう日本橋、今日は急ぐ必要もなかったので、じっくりと見てきた。
いやはや驚きました。いろいろ見所があるんですよねえ。
まずは一番目立つ、中央にそそり立つ青銅の街灯。
ドラゴンクエストみたいなのが睨みをきかせている。
体や羽はハリーポッターにでてくる西洋のドラゴンのようだが、頭は東洋の龍だ。
なんとこれは「龍」ではなく「麒麟」だそうです。
橋のたもとの欄干には狛犬みたいなのがいる。
足の下には東京都(建設当時は東京市か)のマークが。
これも狛犬ではなくて「獅子」だそうです。
こうして写真にとると、ヨーロッパの風景のようだ。
高速道路で蓋をされているが、この蓋が取り除かれたらさぞかし大らかな光景だろう。
ちなみにこの橋は国の重要文化財に指定されている。また橋の中央(車道の真ん中)に道路元標が埋め込まれている。一度見ておきたいが命がけだね。
橋ばかりでなく、周辺にもいろいろな見所があるようだ。う~ん、これはもう一度じっくりと探訪しに行かねば。
せっかくだからうさぎやさんでドラ焼きでも買って帰ろうと思ったところ・・・。
アレまぁ残念。
駅に向かう途中、工事用のフェンスにこんな絵が。
現在の橋ができた当時の光景だろう。明治の末頃?右奥には富士山が。
度々目にしている光景だというのに、知らないことだらけ。こうしてどんどん年を取ってしまうのかと思うと、なんか焦りを覚えるrisiであった。