睡蓮が咲きました。
火鉢に水を張ってメダカを飼っている。昨年睡蓮を買ってきて入れておいたら次々に花を咲かせて、ずいぶん楽しませてもらった。そのまま放ったらかしにしておいたのだが、今年はなかなか芽が出ず、もうダメかと思っていた。その後やっと芽が出てなんとか浮き葉も育ち、ついに花が咲いた。昨年よりも一回り小さい。栄養不良なのかなあ。
睡蓮は「水蓮」と表記されることがあるが、正しくは「睡蓮」。古くは「ひつじ草」などとも呼ばれていた。これはひつじの刻に花を咲かすからだという。ひつじの刻って何時ごろか知らないけど、要するに昼に花が開くってこと。夕方には閉じて、翌日昼になるとまた開くという律儀な花です。
蓮は花も葉も茎の部分を輪切りにするとレンコンと同じように穴が開いています。睡蓮も同じように穴が開いているんですよ。
つくづく自然の造形の妙味を感じます。