万年青と書いてオモトと読む。
庭の片隅に植えられていたりするヤツ。
昔、冬場の花の少ない時期に赤い実をつけるのでいけばなでも珍重されたようだ。
以前に撮影で使った万年青の鉢植え。
右側の鉢は昨年末に使ったものの残りなのでまだ綺麗。左のは4年くらい前のやつで、肥料も何もあげていないのに毎年律儀に新芽を出している。毎度のことながら植物の逞しさを思う。
右側の万年青は斑入り(斑・フ、白いまだら模様)。実は左側の鉢も斑入りだったのだが、いつの間にか緑一色になってしまった。園芸品種の先祖帰りだろうか・・。
斑入りの方をよく見ると小さな実ができ始めている。
花屋さんから求めるいけばな用に栽培された実は、葡萄のように密に実がついていてじつに見事に育成されているが、庭などで自然にできた実は、部分的にかけていたりする。
この実もすでに欠けている部分が見受けられるが、初めてついた実だけに大事に見守っていこうと思う。