口惜しいけれどやはり圧巻、草月。

新宿高島屋で開催中の草月展を拝見。

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前後期両方伺ったが、勅使河原茜家元はじめ、通期の作品は前期の作品にさらに手を入れて変化させているのには驚いた。
作品の一部に人口素材を加えたものも数作見受けられたが、多くの作品は植物素材で構成されている。これは近年の草月の方針なのであろう。また、以前に多く見られた、塊やマッスによる表現はほとんどなく、繊細な表現が多くを占めている。これはここ数年の傾向であろう。

茜家元の作品。
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その他、目についた作品(3~6名による合作)から。
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合作に比べ、個人作品は今回は狭い空間に押し込められているような印象。それぞれの作品の完成度は高いだけにやや残念。

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この高いレベルを毎回維持し続けるというのはほんとに大変なことだと思う。
大流の底力というものを見る思いだった。
by katabami03 | 2016-06-07 23:03 | 展覧会・イベント
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