足利探訪記。

5月28日29日の二日間、群馬県足利市内の古民家で「はなうつわ」という催しがあり、昨日拝見してきた。

足利の最寄り駅はJR両毛線の足利駅と東武伊勢崎線の足利市駅があるが、東京から向かうには東武鉄道利用の方が若干早いようだ。
朝の8時過ぎに家を出たが、電車の乗り継ぎが悪く足利市駅に到着したのは10時半を過ぎていた。もう少し電車の時間を検討していくべきであったと少し後悔する。

東武伊勢崎線足利市駅。
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渡良瀬川を渡って会場に向かう。
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足利はあまりなじみのないところだが、2年前に藤見物に「足利フラワーパーク」というところに行って以来のこと。余談にそれるが「足利フラワーパークの藤は実に見事だ。藤のほかにも様々な石楠花やバラも見事だった。
足利市は北関東の近隣の街と同様、絹を中心とした繊維産業で栄えた土地だが、繊維産業の衰退もあって少し寂れた印象だ。足利が舞台となった少し前の映画『遠雷』が思い起こされる。
今回の「はなうつわ」展には町おこしの意味合いも含まれているらしい。

展示はメイン会場の「松村記念館」のほかに3軒の古民家に展示されていた。
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メイン会場で出品者の一人上野雄次君に会い、思わぬ長話をしてしまった。

今回の展覧会の会場となった古民家以外にも、路地を曲がるとちょっと興味を覚えるような廃屋などが何軒もある。
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せっかく来たのだから足利見物もして帰ろうと思っていたのだが、午後に回る所があったので、国宝の「鑁阿寺(ばんなじ)」や「足利学校」は門前だけ拝見して泣く泣く帰路に就いた。
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by katabami03 | 2016-05-30 17:54 | 展覧会・イベント
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