秋酣(たけなわ)、花展酣。

秋酣(たけなわ)、いけばな展も酣。
花展もこの2,3週間がピークだろう。

本日は4件拝見。
まずは上尾にて、上尾市文化芸術祭いけばな展に伺う。

上尾の華道協会には拙会の会員も数名参加しているので時々拝見に伺っていたのだが、ここ数年は雑事にかまけてご無沙汰してしまった。

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現在の会長は古流松東会の芳埜理鳳先生。
水揚げの難しい朝顔を見事に生けあげていた。

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次に伺ったのは古流協会のお仲間、古流松涛会の花展。

全体の印象はとても伸びやか。
会場構成にも工夫が見られ楽しめた。

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家元、榎本理福先生作蔓梅擬の生花は、ともすれば奔放になり過ぎる花材を小気味よくまとめた一作だった。

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東京駅でお昼を済ませ、引き続きお楽しみ、古くからの花友である篠田岳青さんの初個展を拝見。

篠ちゃんといえば松葉というくらい、松葉を使った作品は毎年の草月展でも人気作品の一つになっている。
今回もまた松葉を円柱状に作り込んでいた。気の遠くなるような労作だ。

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本日の最後は高島屋で開催中の「草月展」の第2次を拝見。

家元、勅使河原茜さんの作は明かりを取り込んだ新機軸の作品。
「ねぶた」を思い起こさせるような雰囲気で楽しめた。

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片山先生ご夫妻とシンガポールのキム先生の合作も恒例。

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今回は香港のルシール・エヴァンスさんも出品していた。第1次では尾中千草先生のお作も見られた。皆さん90歳を超えていると思うのだが、衰えぬ生け花への情熱には頭が下がる思いだ。

会場にはいかにも草月、といった作品が並ぶ。

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同じ席なのにこんなにも個々の表現は違う。

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作品の良し悪しは別として、こういう楽しみがあるのも草月ならではといえよう。


花展シーズンはもうしばらく続く。
ご案内をいただいた花展に伺うのはお付き合い的な意味あいもあるにはあるが、それよりも、いろいろ拝見することで、何よりも自分の栄養になる。
今日は食べ過ぎで食傷気味。ゲップ。

ごちそうさまでした。
by katabami03 | 2015-11-01 21:20 | 展覧会・イベント | Comments(0)
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