暑い盛りにいけばなの展覧会が重なるのは珍しいことだが、見る方にとっては有り難いことだ。
というわけで本日は華道展のハシゴ。
まずは横浜に向かい、横浜華道協会の花展「花笑」を拝見。
数年前より会長をされている日向洋一先生の作。
様々ないけばなが楽しめるのは藷流展ならでは。
第2次展を見た限りでは草月さんの佳作が目立った。
続いて新宿高島屋で開催中の小原流東京支部の花展「颸(すずかぜ・見たことがない漢字だ)の一日」に向かう。
湘南新宿ラインで横浜新宿間が約30分、ずいぶんと近くなったものだ。
会場受付には小原流の重鎮、古作厚子先生とお友達の知地正和先生にお会いし、しばし立ち話。
受付正面の、家元小原宏貴さんの作品。
講師陣の合作「風おもう」。
「あ、いいなあ」と思ったら、伊藤庭花先生の作でした。
古作先生の作品は相変らず豪快で、まさに作は人を表わす。
様々なしつらえで見るものを魅了する。
工藤和彦先生作。
東京支部長堀江美瑛先生作。
横浜でも新宿でも友人知人にお会いしてついつい長居をしてしまったが、楽しいハシゴだった。