浦島太郎だ。

所用にてJR京葉線の「稲毛海岸」というところに行く。
京葉線というのは、埋め立てでどんどんどんどん土地が沖の方に広がっていき、その結果、現在の海際に新たに敷かれた路線だ。

さて「稲毛海岸」。

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新しいきれいな街が広がり、近年計画的に開発された土地であることが見て取れる。
若い人たちにはここがかつては海であったことなど想像もできないだろう。
そもそもかつての海岸線はもっとず~~っと内陸のほうで、この辺りは1950~60年ころはけっこうな沖合だったところだと思われる。
少し東京寄りの、現在は幕張メッセで有名な「幕張」も、小学生のころ潮干狩りに来たところだ。
以前の海岸線近くを走っているJR総武線の駅から歩いて海岸まで行ったのだが、とてもひなびたところだったように記憶している。
干潟は子供の眼にははるかかなたまで続いているように思われた。そして帰りがけに海を見ると、潮が満ちてきて、先ほどまで陸(干潟)であったところが一面海になっていた。その時の驚きは鮮明に覚えている。

片側3車線の広い道が海の方に伸びている。

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海まで行ってみようかと思ったが、なぜか「見ない方がいいのかな」と思い駅に引き返した。
by katabami03 | 2015-04-28 21:46 | 私は思う。(日々雑感)
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