「いけばな協会展」が終了した。
毎年この時期に開催されている花会であるが、春を先取りした実に明るい展覧会だ。
1次展、2次展は自身の出品やら何やらであわただしく、写真を撮り損ねてしまった。
3次展出品作から、自由花の秀作を数点。
古典花にももちろん力作が見受けられたが、この花展には池坊さんが参加されていないので、池坊の立華が見られず残念だ。
3期を通して、若手の伸びやかな作品が目に付き、とても嬉しく思った。
さっと眺めてみただけでも実に多種多様。最近、いけばなという豊饒な世界に身を置くことの幸せをしみじみと感じている。同時に後進を育て、後世に伝えていくこともまた自分の使命なのでは、と思ったりしている。