昔の人はえらかった。

一昨日久しぶりに羽村に行った時のこと、取水堰の上にちょっとした広場があるのだが、すっかり整備されてきれいになっていた。
その広場の片隅に設置されている、江戸時代に玉川上水を作った玉川兄弟の像。

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以前に玉川兄弟と上水のことをこのブログに書いた記憶があるのだが、探し出すのも億劫なので、興味のある方はググッてくだされ。

広場を挟んで反対側には「牛枠」という、川の水流を弱める仕掛けが復元されていた。

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これを作る材料は、堤防や河原に植えられた河畔林の木を用い、河原の石を詰めた竹製の蛇カゴを重しにしている。
全て自然素材だから、これを設置した所には水草やミズゴケなどが繁茂する。そしてそこには水生昆虫や川エビなどが居付くであろう。さらにそれらを餌にする魚や鳥も集まってくる。人もまたこれらの恩恵にあずかることができる。
「牛枠」自体も月日がたてば自然に負荷をかけることなく風化していく。
何という見事な循環!これぞ究極のエコ。

コンクリートで固める工法が見直されてきていると聞くものの、まだまだそういう現場を目にすることは少ない。
古人の知恵に学び、それらをもっと活用する方法を考えてもいいのではないかと思った。
何よりも、人間も自然の一部であるということを、ゆめ忘れてはならないと思う。
by katabami03 | 2014-06-11 23:23 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(0)
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