なめてかかったらいかん。

銀座の松屋さんで開催中の『MOOMIN! ムーミン展』を拝見。

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ムーミンのアニメがTV放映されていたのは中学生くらいの時だったかなあ。
ムーミンの声は岸田今日子さんだったと思う。どことなくのんびりとした話し方がムーミンの風貌とよく合っていた。その他のキャラクターも声とマッチしていて、いまでもはっきりと思い出すことができる。
ムーミンについての予備知識はアニメで見たものだけで、その時のイメージのまま見に行った。

展示は約150点の原画にスケッチなどが加わり、総計約200点。
実はムーミンはアニメではなく童話だということを今展で初めて知った。

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今回展示されている絵はその多くが本の挿絵ということで、一作の寸法は10㎝四方に入ってしまうものがほとんどで、なかには4センチ四方くらいの小さなものもある。
日本で放映されていたアニメはほんのりとした雰囲気が持ち味だったが、原画は19世紀末の象徴主義の絵画のようでもあり、その絵の中にムーミンやほかのキャラクターがいなければ、幻想絵画の系譜に入れてもおかしくないようなものもある。

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ほとんどの絵に岩や森、波、雪、等々といった自然が描かれていて、それらの表情は意外に厳しい。
作者の自然に対する畏怖、あるいは謙虚な姿を感じさせるものだった。

サラッと覗いて、なんて思って入ったが予想外に長居をしてしまった。

出口近くにはムーミン谷のジオラマやキャラクターの関係図なども展示されていた。

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会場を出ると飲み物やお土産売り場。

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絵ハガキを数枚、その他にこんなものをゲット。小銭入れと印鑑ケース、いいでしょ。

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ちなみにムーミン展は6日迄ということだが、会場外で松屋さんの知人に会ったので話を聞くと、4月29日には来場者が8階の入口から2階まで階段に並んだそうだ。
あすからの連休はさらなる人出になるのだろうなあ。
by katabami03 | 2014-05-02 22:57 | 展覧会・イベント | Comments(2)
Commented by ポンちゃん at 2014-05-03 08:05 x
ムーミンは、小学生の頃に、妹と代わる代わる読み返した。
童話ではあるが、絵本のイメージではなく、読み物。
それでも所々にある挿絵が不思議な世界へ誘ってくれる。

ただし、アニメ化された可愛い感じではなく、やや怖い?
ちょうど「ゲゲゲの鬼太郎」が、アニメで変化する前・・・
「墓場の鬼太郎」がおぞましかったのに似てるかな?
商業的には成功だろうけど、本来の作風はどこへ・・・

ハリーポッターは、実写化だから多少はましだったが・・・
アニメにされてたら・・・さぞスーパーヒーロー扱いかも(笑)

どんなものでも、原作に触れて初めて分かる作者の力ね。
Commented by katabami03 at 2014-05-03 22:55
>ポ師
日本では子供向けというと妙に甘くしてしまう所があるけれど、本来生きていく力を身に付けていくためには厳しい現実というものをそのまま提示した方がいいのだろうね。
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