年末の雑事(といっても来年の準備が主だが)を片付け、教室の掃除をしての帰路、ひょっとしてダイヤモンド富士が見れるかもしれないと多摩川の河川敷に行く。
いつ来ても気持ちのいい、だだっ広い空間。
日没にはまだ少し間がある一時、空には季節外れの秋の雲が。
大分日も傾いてきた。
ダイヤモンド富士にはまだ少し早かったか。
ご覧のように日没地点は宝永山の少し上の辺り。この地点から見て、富士山のてっぺんに沈むのはまだ数日を要するようだ。
故知らず祈りたくなるような日没後の光景。
一日がつつがなく終わる安堵と充足感、そして一抹の寂寥。
この美しい国に生まれたことにたいする限りない感謝の念。
あ、念のため断わっておくけど、あの頓珍漢の宰相が言う「美しい国」とは違いますから。断じて!