まだまだ続く秋の展覧会シーズン。

台風は予想外に大したことがなく、ちょっと気抜けしてしまった。まあ大きな被害もなくてよかったよかった。
ということで今日も外回り。

先ずは古流協会のお仲間、理恩会の花展を拝見。

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宇田川先生は白木瓜に水仙を添えた上品な生花。
台風接近でお社中の皆さんも気をもまれたことだろうが、見る方もホッとするような花展だった。

続いて京橋に向かい、月風かおりさんの個展を拝見に行く。
場所は「東京スクエアガーデン」という新しいビル。いわゆる今風の商業ビルで、1,2階にモンベルが入っている。
個展会場はモンベル内にあるサロン。思っていたよりも広く、ここではアウトドア系のいろいろなイベントが開催されるのだろう。

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以前は一枚の紙の中にいくつもの要素を取り込んだ作品なども散見されたのだが、今回は主題を一つに絞り込んだ骨太の作がほとんどを占めていて、また、部分的には細密的な要素も加えられているなど、深化のあとがうかがえる作品展だった。


今日はこの二件を拝見。
その他に今月拝見したいけばな展も記しておきたい。

東京美術倶楽部で開催された古流松應会展では、日本間に設えられた生花の秀作の数々を堪能した。
家元・千羽理芳さんの花衣桁。

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花衣桁は、そこに生けられる花の一点一点にそれぞれ規矩があるので、個性を出しにくい設えなのだが、左上の大きく張り出した蔓梅擬(ツルウメモドキ)に一つの主張が窺える作品となっていた。

小原流東京支部の展覧会は、タイトルが「空間・花」と銘打ったものだけあって、広い会場を贅沢に使った作品の数々を楽しむことが出来た。

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家元、小原宏貴さんの作。

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小原流は文人花の流れを汲む流派だけに、珍しい植物や器、調度などにこだわり、独特の美意識をもった世界を造り出している。
家元はまだ若いが、将来は日本のいけばな界を背負う一人として嘱望されているだけに、小さくまとまらず、思いきった冒険をどんどんしてほしいと思った。


さあ、自分のトコの花展が近づいてきた。

入魂、です!
by katabami03 | 2013-10-27 23:05 | 展覧会・イベント | Comments(0)
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