古事記の昔から。

昨日行った川だが、川に沿って、山仕事の人達が使うそま道がある。
地図には載っていない道で、途中では草に覆われていたり倒木が横たわっていたりするが、このテの道としては比較的明瞭なほうで、川から10m程の高さのあたりをほぼ川と並行して通っている。
およそ2㎞ほどで山の中にまぎれてしまうのだが、川を釣り登った帰りや、ピンポイントで拾い釣りをする時などに利用している。

川沿いに歩けないところを高巻きしたときに、こんな石垣を見た。

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この石垣の上をそま道が通っている。
崩れやすい場所などに丸太を1本か2本渡してあるようなところは度々見かけるが、登山道でもないのに、土台がこんなにしっかり造られているところは初めて見た。余程度々崩れるところなのだろうか・・・真相は不明だが、大事なポイントなのであろう。
こうして道がきちんと管理されているということは山もしっかり手入れされていることの証であろう。
山歩きの折々、安い外材の輸入で手入れされなくなった森林をあちこちで見てきたが、その光景は痛々しいばかりだ。手入れの行き届いた山を見るとなんとなくホッとする。

さてTPP、例によってアメリカのいいなりになってしまうのだろうか。
古事記以来の「豊葦原の瑞穂の国」が我々の世代で終わってしまうのか。

美しい田園が荒廃していく姿など絶対に見たくない。
by katabami03 | 2013-09-25 22:59 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(3)
Commented by ポンちゃん at 2013-09-26 10:38 x
日本の殆どの山は、実は人の手で保たれていますね。
観光客が一見して「自然は良いね~」って所も、まず天然ではない。
植林、炭焼きや猟師(川漁師)さん達が整備した結果。
道作り、橋架け、それを定期的に補修。
木を間引き、下草刈り、通風を良くし、水路さえ作る。
その恩恵で、私達も釣りや山菜取り、茸狩り(笑)
『里山』・・・そこそこ入れる所は全てそうね。
本当の『原生林』、簡単に踏み込める場所ではない。

でも、今はで山を大切にする仕事師が高齢化で引退。
産業とは言えない零細な稼ぎだから後継者は皆無。
山道崩壊、樹木は互いが阻害し、立枯れ荒廃する。
しかし、根本を考えず、公共予算は即席の観光ばかりに。
友人の森林組合職員、自然管理センターの人達も嘆く。

当然と申せばそうだが、一度人の手が入ってしまうと
山のバランスが崩れて、自己再生しづらくなる。
後戻りできない自然なら、手入れで維持してやらなければ。
私達も時間と労力の許す範囲で、協力したい。

しかし、自然保護をお題目にして、地域にズカズカ入り込み
妙な物書き? ガイドや飲食などで食い扶持を稼ぐだけの
『似非ナチュラリスト』にはなるまいぞ。(多いのよ・・・苦)
Commented by katabami03 at 2013-09-26 21:36
>ポ師匠
真剣に自然保護の運動などをしているわけではないので、エラそうなことは言えない。
自分の感性を養ってくれて、今なお遊ばせてもらって、さらに恵みのおこぼれまで頂いて・・・そんな豊かな自然や風土、それをこのまま残しておきたい、後世に伝えたいと思うだけなんだけどね。その線で突き詰めていくと、反原発、反TPPにならざるを得ない。
自分では日本を愛する極右だと思うのだけれど、世間の目から見るとなぜかアカなんだな。変なの、ははは。
Commented by risi@いけばな at 2013-09-27 21:17 x
>アカの極右・・・いいなあ、これから使おう~っと。
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