ボッカ。

先ずタイトルから(山をやる人はご存じだろう)。
ボッカとは山小屋などに食糧や生活必需品などを荷上げすること、あるいはその人足を指す言葉。

高校時代、ワンゲルに籍を置いていた頃のこと、夏合宿の前に強化合宿というのをやるのだが、これをボッカ合宿、あるいは単にボッカと呼んでいた。
ボッカといっても荷物を運び上げるのではなく、単に重いザックを背負って登るだけ。
登りでは負荷をかけるために、荷物意外に石を入れたりした。また、下りはほとんど小走りのようなスピードで下りてくるという、かなりキツイ合宿で、ほとんど半べそかきながら下りてきたことを覚えている。
当時は「山登りの時に水を飲むとバテる」という迷信が常識だったことと相俟って、今にして思えばなんとも非科学的なトレーニングだったが、まあ多少は体力、精神力の涵養に役立ったのかな。
そもそも16,7だったから出来たことで、今やったら確実に、死ぬ!

で、今日は数十年ぶりにボッカをやった。
といっても山登りではなく自転車。
ツール・ド・妻有が来週に迫っている。今年は春の花粉症がいつまでも尾を引いたり、展覧会が続いたりであまりトレーニング出来なかった。そこで、まだまだ激暑の最中だが一度負荷をかけておくことにした次第。

まだ涼しいうちに距離を稼ごうと思ってはみたが、結局家を出たのは7時。
コースは五日市から梅ノ木峠を越えて軍畑から榎峠(先日無名の峠と書いたけれど、今日知った)を越えて、さらにアップダウンを繰り返して名栗に向かう。その先は状況次第ということで出発。

名栗には10:30ころ到着。
まだ早い時間だったがこれから暑くなる時間なので無理をせず、有間渓谷入口にある名栗湖をゴールとした。

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ここは20年ほど前に、今は亡き「真木・田村画廊」のご主人である山岸信郎さん達が『名栗湖国際野外美術展』という展覧会を5,6年にわたり開催したところで、私も3度程出品した懐かしい場所だ。
湖の周遊道路沿いにある東屋で大休止したあと、再び山越えをして青梅に出て、多摩サイ経由で帰宅。

途中の羽村堰は河童天国。気持ちよさそ~ゥ。

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最後はもうヘロヘロ。
全走行距離は107㎞、行動中に摂取した水分は約2ℓ

かなりハードなトレーニングだった。
本当はもっといい季節に乗りたいんだけどね。
by katabami03 | 2013-08-16 21:51 | 運動 | Comments(6)
Commented by うさぎ at 2013-08-17 00:22 x
私もたんにボッカとよぶ石運びしたけれど・・あとで思うにあんまり意味のないことだったなあと。保津川で石を拾って愛宕山に登り清滝に下るというコース。京都の愛宕山です けっこうきついのですよ。大人になってこんな熱帯化してるのにBOKKA~ OH~ です
Commented by アート at 2013-08-17 09:00 x
凄いのひとこと。
昨年、ツールド妻有のこと知りました。今年も参加なさるのね。

私はツールドフランスとかをテレビで見ているだけです。
Commented by ポンちゃん at 2013-08-17 10:54 x
木曽駒ケ岳に行きました。結局、宝剣岳のピストンどまり(笑)
前日に家内とゴルフ酷暑プレーしてるので、無理は禁物。(歳?)

13日、一般観光客で大混雑、7時にはRW駅のP場も満杯。
ビーサンやヒール組、街歩きと見まがう方が2割は居た。
千畳敷カールが見える㊤駅の遊歩道と思いきや。
なんと! 禁止事項も無視して登るんだから参った。

最近の山ブーム、平地歩きも危ない高齢者混じり。
超高級ブランドウェア(新品?)のカップルもチラホラ。
仮にも2600m~300mUP、空気も薄い高度。
整備登山道だが、ガレ石と砂混じり。
スニーカーじゃ~、ゲッ!クロックス?;;
道を譲るどころか、細道の真ん中で記念撮影?
当然渋滞で、普通1Hの往復が1.5H以上。

本気縦走組には迷惑だよネ、苦笑いで顔見合わせた。
かく言う拙夫婦、実は今回は超軽装備。
防寒等は油断しないが、ミニD&Mランニングシューズの組合せ。
ダブルスティックを短めに、左右開き気味のステップは軽い。
格好だけの初心者殿からは、ヘタすりゃ甘く見られそうだが・・・
山屋様達は、「お、そぅきたか?」 しっかり挨拶(嬉)

次は、ぜひ山小舎泊りで、足を延ばしたいな~

Commented by risi@いけばな at 2013-08-17 22:48 x
>うさぎさん
私たちは奥多摩の鴨沢から雲取山への道を登り、奥多摩小屋付近の天幕場で一泊。翌日は(雲取山に登らずに!)石尾根を氷川まで駆けおりる、という行程でした。
他にも丹沢の大倉尾根とか、ボッカの名所はいくつかありますね。
キスリング(!)の縫い目が背中にあたり、こすれて痛かった、なんてことも思い出しました。

>アートさん
昨年今年と、たまたま仕事が重ならなかったのでエントリーしましたけど、一体いくつまで続けられるのか。
でも終わった後の達成感は何物にも代えられません。
これも一種のビョーキですね。

>ポ師匠
オッ、宝剣まで行きましたか。
木曽駒や空木は百名山ブームで混んでいるのでしょうね。
足をのばすのなら「聖職の礎」の現場となった西駒周辺がお勧めだけど、足ごしらえはシッカリとしてね。
Commented by 風うたい at 2013-08-18 19:17 x
ポッカといえば、私は、大町にある塩の道博物館で新潟〜松本間を塩を担ぎ行き来した「歩荷」とよぶ人足のことを知りました。
街道筋の宿に宿泊しながらとはいえ、大変な苦力と思いました。
ツールド妻有の季節。長い山道を走行され、地元の方々の声援を受けながらのゴールから一年、今年も無事に完走されますよう、陰ながら応援しております。(暑さは昨年以上ですね。くれぐれもご無理なきように。)
Commented by katabami03 at 2013-08-18 22:34
>風うたいさん
ああ、そのテの人足もボッカさんなんですね。そう言えば強力(ごうりき)なんて呼び名もあったようです。
30~40年くらい前までは山でも時々見かけましたが、いまではほとんどヘリコプターで揚げるのが主流になっているようですね。
ご声援ありがとうございます。
年を考えて無理しない範囲で楽しんでこようと思っています。
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