今年の夏休みは遠出する予定がない。それでもやっぱり遊びたい。いくつになっても遊びた~い。
で、奥多摩でラフティングに興じてきた。
これが存外スリリングで愉快爽快。
遊園地のアトラクションのようだが、丸ごと自然の川なので解放感が違う。
そして何より、この暑さの中でやるには正にうってつけ。
一艘のゴムボートに6人前後分乗して川を下るわけだが、急流下りのスリルはもとより、流れのゆるいところで左右に分かれて立ちあがり、ボートを揺らして川に落としあったり、ボートから降りて、背丈よりも高い岩の上から川に飛び込んだり、ラッコスタイルで川に流されたりと盛りだくさん。
さすがにこれだけ水を浴びていると体が冷えてくるが、程良いタイミングで河原でティータイム。
約2時間、目いっぱい遊ばせてもらった。
参加者全員で記念撮影。
卑俗な話で恐縮だが、最初、たかが川を下るだけにしては料金がちょっと高いなあと思った。
しかしこれだけ楽しく過ごさせてもらえれば、決して高いとはいえないと思った。
各ボートに船頭さんが一人乗って、操船しながら、いろいろと説明してくれたり、ボートを漕ぐ指示を出したりしてくれるのだが、操船はかなりな重労働だと思うのに、笑顔を絶やさず実に爽明で、「プロというのはこうでなければいけないんだなあ」と思った。
有難く、貴重な2時間の川旅であった。