たとえば土方とか・・・。

映像作家のヒグマ春夫さんと身体表現の千葉瑠依子さんのコラボレーションを拝見する。

およそ5mの天井から吊るされた薄いビニールシートに映像を写し込む仕掛けになっていたが、空調に不規則に揺れ、人間が拘わるとカサカサとした音が出て、面白い効果をあげていた。

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今回はヒグマさんの映像はやや控えめ。
千葉さんはダンスから身体表現の世界に入ったそうだが、今回のパフォーマンスはほとんどゆったリとした動きで、およそ1時間はやや冗長な感じがした。今後の展開に期待したい。

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ヒグマさんとの縁で、このところ身体表現のパフォーマンスを観る機会が増えた。
モダンダンスやバレー、舞踏などの世界から身体表現の世界に入る人が多いが、どこか類型的な部分が見え隠れしてしまう。
何の世界でもそうだが、個性的で人の魂に触れるような表現をするのは並大抵のことではないと思う。

唐突ではあるが、70年代の前衛舞踏家の偉大さをこんな所で再確認してしまった。
by katabami03 | 2013-07-29 23:01 | 展覧会・イベント | Comments(2)
Commented by アート at 2013-07-30 21:55 x
身体表現の世界はむずかしいですね。思い入れとひとりよがり、になりがちな気がします。かって、自分がすこし関わっていたからよけいそう思うのかも。土方巽氏、60年前、日比谷公会堂の合同公演でおみかけしました。混沌の舞踊界でした。
Commented by katabami03 at 2013-07-30 22:33
>アートさん
緊張感を持続しているのは感じるのですが、それ以上に伝わってくるものが弱いというか・・・。
何の芸事でも言えることだと思いますが、「間」で見せることが出来れば本物、ということなのでしょうね。
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