なぜだか感傷的に。

お世話になった先生が定年ということで、本日最終講義が行われた。

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risi若かりし頃、興味の対象は西洋美術であった。しかし師の影響で仏教美術、東洋美術にも傾倒するようになった。
恩師と言う言葉からは、学問的な部分での師との密接な関係を感じてしまう。そんな訳で、私にとっては先生を恩師と呼ぶのはちょっと憚られる。けれども先生とは、学生時代は度々高田馬場あたりで飲み歩いたし、1987年頃だったか、中国の大同、蘭州、西安、敦煌等を20日間余り共に旅させていただいたりもした。

最終講義は「飛鳥寺」の通称飛鳥大仏と呼ばれる釈迦如来坐像に関する報告であった。

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最新のX線を用いた研究の成果は、昨年新聞で知った。

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教室で先生の講義を聞いていたのはもう30年以上も前のことになるが、こうして講義を聴けることが有難く、嬉しく、そしてなぜだかちょっと切ないような気分がした。
狭い教室ではなく大きな講堂。写真はスライド映写ではなくパソコンによる映写。随分と時が流れたにも拘わらず、タイムスリップしたような、あるいは一瞬時が止まったような錯覚にとらわれる。

そういえば「あの日に帰りたい」という歌があったなあ・・・。
by katabami03 | 2013-03-15 21:56 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(2)
Commented by リン at 2013-03-16 00:16 x
私も、主人も 教授が退職された 経験をもっているので 感傷的になるお気持ちが すごくわかります。
自分たちのいた研究室が大学から なくなるのは なんだか
居場所がなくなったような気がするので・・・
久しぶりに おあいできて 先生もお喜びになったのでは
ないでしょうか。
いつまでも、お元気でいていただきたいですね(^^)
Commented by katabami03 at 2013-03-16 22:24
>リンさん
既にお察しのとおり、まじめな学生ではなかったけれど、この先生とは妙に気が合って、学問上の師弟関係ではないにもかかわらず、何かにつけては、時々お会いしています。
それにしても、よく飲んだんだよな~。
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