オタクの気持ち。

恒例の「いけ花協会展」開催中。
告知もせずにごめんなさい。

2日交替で3回、というこうとで現在第2次展。
おくればせながら目に付いた作品をいくつか・・・。

我らがFの会同人、粕谷先生。
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大席の作品から。

小原のベテランの先生方は柔らか軽やか。
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草月のエース、日向先生。
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龍生派の先生方も衒いのない佳作。
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いかにも小原、いかにも草月というヤツを二つ。
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見せ方が上手いのは勿論なのだけれど、そのための造り込みがしっかりしているんだな。

小品にもキラリと光る作品が。

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最後に拙作。
今回は古典花を生けた。

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照明をおまかせしてしまったので、ご覧のように影が重なってようわからん。明日は調整してもらいます。
ところで、展覧会は一種のショーみたいなもので、目立ってナンボみたいなところもあるのだけれど、今回はちょっと渋かったなあ。
まあ古典花というのは本来はこんな感じのモンで(というかもっと地味)、いけばなが大衆化して盛んになり、展覧会などが頻繁に行われるようになるにつれてだんだんとショウアップ化されてきたわけだ。

古典花には独創性がないと否定する人もいるけれど、単に、以前に生けられもののコピーということではなく、生け手が創意工夫する余地というものは限りなくある。一定の規矩のなかにありながらも、その中でどのような表現が出来るかという面白さがあるわけだ。

一種オタクの世界?
う~ん、まあこの世界はハマってみんとわからん世界ではあるわな。
by katabami03 | 2013-03-08 21:54 | 展覧会・イベント | Comments(6)
Commented by ポンちゃん at 2013-03-08 23:37 x
おいおいおい・・・古典・・・凄いしょ!!
現代花も面白いけど・・・「技」というより「芸」かな?
私・・・古典の制約された中での表現がとっても好きです。
(素人が勝手なこと言って、ごめんなさい。)

しかし・・・今回は、ほかと比べちゃうと、やや地味だにゃ~(^^ゞ
だが、「赤花」に秘めた志は・・・・・やたら熱いぜ!
Commented by 風うたい at 2013-03-09 09:24 x
春爛漫。現代花の洗練された造形美も好きですが、理司さまの古典花、苔生す梅?一枝が美しいですね。綻ぶ「赤花」枝先まで紅色に染まってゆく時間を辿ってみたいような。
Commented by 日本橋うさぎ at 2013-03-09 12:27 x
そういえば友達が、アニメやフィギュアはオタクと呼ぶのに、どうして他のジャンルはそう呼ばないのか、と言ってました。
昔住んでいた住宅のお向かいさんは、庭に相当数の盆栽があったのですが、それをして、「川上さん(仮名)は『盆栽オタク』ではないのか?」と言ってましたよ(笑)。
Commented by katabami03 at 2013-03-09 22:13
>ポ師匠
あ、いや~、熱烈な古典ファンが多数存在することを失念しておりました。
最近ちょっとヒガミっぽいのは年のせい?

>風うたいさん
こんな風に苔が付いていると、たしかに梅のようにみえますが、これは躑躅なんですよ。
こういった苔は梅でも槇でも躑躅でも、ある程度人工的な操作もされて生産されているのでしょうが、それをさらに手を加えて「いけばな」に仕立てながらも、そこに自然観をかんじさせる。
いけばなの一つのありかたなんですよね。

>日本橋うさぎさん
断言します。↑ ポ師匠はだれが何と言おうと「盆栽オタク」です。
Commented by 風うたい at 2013-03-09 23:57 x
躑躅なんですね。なんだか梅とは違うな、と気になりつつ… (苦笑〉。たいへん失礼しました。☆「自然観を感じさせる〜 「いけばな」は深いです。
Commented by katabami03 at 2013-03-11 22:38
>風うたいさん
躑躅も葉っぱがないと何だか分りませんよね。
そう、深くて因果な世界でもありますね。
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