「アートアクアリウム展2012」という催しに行く。
場所は日本橋三越の斜め向かいにある「コレド室町」内にある三井ホール。
会場内は金魚だらけ。もう、これでもか!というくらい金魚がうじゃうじゃ。
アクリルの水槽がいくつか設えられていて、それらが照明によって青、緑、黄、赤と刻々と色が変わっていく
金魚ってーのは外光の変化には鈍感なのか、平然と泳いでいる。
今回のコラボの一つ・ベネチアグラスの金魚鉢のコーナー。中に金魚が入っていないのが残念。きっと水の管理が大変なのだろう。
このほかにも、金魚が泳ぐ水槽の後ろに四季の風景を写しだした「水中四季絵巻」。
こちらは屏風仕立ての水槽の後ろに影絵が浮かぶ。
アクアリウムアートと銘打ってはいたが、どちらかというと金魚の品評会を兼ねた金魚の水族館っていう感じだった。
ところでコレド室町だが、一階に鰹節の「にんべん」が入っており、一角に「日本橋だし場・DASHI BAR」なんていう、出汁専門のスタンドがあった。
試しに鰹節の冷やだしと言うのを飲んでみた。
自分で味付けする。
100パーセント天然の鰹節を惜しげもなく使った(と思われる)だし汁はじつに美味。セブンイレブンのおでんの汁もこれにはかなわないぞ。
その後三越に寄って日本伝統工芸展をさっと拝見。
瀬戸時代、同じ釜の飯を喰った友人の作品に出会えたのが嬉しかった。
ウチに帰って来てから飼っている金魚に餌をあげた。
アロワナなんかの餌にされてしまう、ただの小さな和金だ。
今日は立派な金魚をたくさん見たけれど、やはり飼っていると情が移るのか、ウチの金魚が一番愛らしく思えたのであった。
きょうのお土産・ブリキの金魚の根付け