細部へのこだわりの先にあるものは。

駅員有志一同による観光案内のディスプレイ、このところ展示されているのは「ねぶた」だ。

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人物像のほうは勇壮というよりもどこかしらユーモラス。ま、プロの仕事ではないのでとやかく言うほどのことでもあるまい。
むしろ隣の龍の出来栄えに刮目。
細部に研究の跡がうかがえ、加えて素材の工夫にも感心する。

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手(爪)の部分は芯材に何をつかったのか確認したくなるような出来だし、表情も良くできている。

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駅職員有志の熱意が伝わってくるような佳作である。
しかしまあ私見を述べれば、これ以上上手くならないほうが良いと思う。
一度上手く出来てしまうと、次はそれ以上にという欲がでてくるものだが、世のなかそうは甘くない。駄作になったり、アイデアに行き詰ったりするのが常である。
業務中にアイデアをひねっているうちに電車をやり過ごしてしまった、なんてことが無いように祈る。

「わしらシロートだもんね。」「楽しんでやってるんだもんね。」というスタンスをくずさずに続けていただきたいものだ。
by katabami03 | 2012-08-01 21:56 | 私は思う。(日々雑感) | Comments(4)
Commented by 風うたい at 2012-08-02 10:19 x
うわっ、面白いですね。ユーモラスな表現に思わず足がとまってしまう。龍の飛び出した丸い目にも苦労の跡が…。細部へのこだわりもあれやこれやと愉しみながらの作業ではなかったでしょうか。昔、現地で「ねぶた」のホンモノを観たことがあります。和紙と竹だけで構成されるシンプルな張りぼてが、電球の光で凄みを増しまっしぐらに迫ってくる、その迫力とうつくしさが今でも脳裏に焼きついています。
生け花の世界の造形、巨大な繭も現地で観てみたいなぁ〜と。
Commented by risi@いけばな at 2012-08-02 22:38 x
>風うたいさん
ねぶたは一度見てみたいものです。
普段はジッと我慢の東北人、そのうっぷん(?)が一挙に爆発する瞬間、生の発露。
越後妻有もご都合が付くようでしたら是非ご高覧を。
巨大な繭は今回の話題作、なんちゃって。
Commented by 純イチロー at 2012-08-06 06:11 x
なんかいいっすねー

素朴なつくりで幼稚園児が楽しみながら造っちゃったって
感じです。

罪のないおたのしみですねー
前衛かそーでないか、それが問題だー
充分このままでアートですよー
Commented by risi@いけばな at 2012-08-06 06:30 x
>純イチローさん
最初はホントに素朴なもので、小学生の図工みたいだったんですけど、最近の進歩は目を瞠るばかり。
継続は力、です。
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