躑躅(ツツジ)は折れる!

三か月に一度の古典研究の日。
本日の花材は「紅切りつつじ」。

関東周辺で普段稽古に使われる躑躅(ツツジ)は「田無(タナシ)」という品種が主流だ。
戦前までは東京郊外は花卉の生産地だったようで、田無躑躅もその名の通り東京近郊の田無で品種改良がなされそこで生産されたようだ。戦後は埼玉あたりが主力生産地になっているようだ。

躑躅は折れやすい花材だが、「田無躑躅」は例外的にねばりがあって、躑躅の仲間では形を作り易い花材でもある。
今日の花材の「紅切り」は「田無」に比べると折れやすく厄介な花材ではあるが、やりようによっては案外言うことを聞いてくれる。
今日はその辺のコツをお見せして、実践していただいた。

本日の受講生の作から。
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時間があればもう少し完成形に持って行けたのだろうが、修正はご自宅で、ということで。
ともあれ難しい花材を皆さん上手にこなしていた。

おまけ。
本日の花材の切り落としと昨日の稽古の残材でこんなのが出来ました。
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あとは花が咲くのを待つばかり。
by katabami03 | 2012-03-15 22:01 | いけばな | Comments(0)
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