「日本いけばな芸術展」より。

まだ会期中だが「日本いけばな芸術展」、ごく一部ネット公開。

まずは恒例、日本橋高島屋正面入り口。今年は池坊。
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古典花を見せるにはこのステージは少し高めだが、さすがにうまく見せている。
制作、監修されたT先生、お見事、お疲れ様でした。

池坊、草月、小原のいわゆる三流派が多くを占めているわけだが、大きな席は見事にそれぞれの特徴を見せている。合作はではとくに顕著。

小原流
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池坊
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草月流
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同じく草月の合作。
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草月、こういうのは本当に上手いね。

個人作でも古典~現代風、力作多々。

立華はまことに展覧会向き、羨ましい。
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こんな枝づかいはあらゆるいけばなに応用できる。
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生花は・・・。
我らが古流のU家元。
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生花は軽やかさが身上。
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自由花も自然調のものから造形的なものまで、作者の思いのこもった作品を堪能。

小原流のS先生、豊雲先生のDNAを感じる作。
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同じく小原流。
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力のこもった作品が多い中で、こういう軽やかな作品を見るとほっとする。
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同じような花材を使っていても流派、作者によってこうも違う。
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こういうスタイルというのはやり方によっては下品になりかねないのだが、さすがに各流の代表選手、巧みな構成をみせている。

素材を人工的にいじくるのならこのくらいやらなければ、というお手本みたいな作品。
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今度一緒に展覧会をやるI先生。これは手慣れた一作。
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これも旧知のS先生。(右上は別の作者です。)
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見せ方、上手いっすね。いけばなの人ってどうしても「あしらい」の何かを付けくわえてしまいたくなるのだけど、こんな風にシンプルにまとめる事が出来るのはやはりキャリアなんでしょうね。

本日の最後を飾るのは「鬼才」N先生。
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まだ会期も半ば、第三次も楽しみ。
by katabami03 | 2011-10-14 23:20 | 展覧会・イベント | Comments(3)
Commented by nageire-fushe at 2011-10-16 09:48
すばらしい作品の数々
まさに目福です!!!!
Commented by tonton at 2011-10-16 13:49 x
素晴らしい写真のUPありがとうございます
おかげ様で神戸にいながら拝見できました
生け花の写真は空間が写真では出しにくいのでとても難しいけれど、さすがですね~ 見事に美しさを感じました
最後の作品 小さなかれた赤いバラが効いてますね~
Commented by risi@いけばな at 2011-10-16 22:35 x
>nageire-fusheさん
fusheさんの世界とは対極にあるいけばなですけど、精神性はどれも同じだと思います。
目福ということば、最高の賛辞だと思います。

>ton先生
日本の華道界のエースが勢ぞろい、私の下手な写真ではなく作品の力です。
あ、それと今日会場の受付にいたのですが香港の志乃さんがお見えになりました。いや~懐かしかった。ton先生にもお会いしたいですねえ。
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