たかが駐車場とあなどってはイカン。(高崎物語37)

高崎駅近くを歩いていて、以前に見かけてちょっと気になっていた建物があった。
最近偶然その建物の正体が判明した。

高崎「ウエストパーク」という駐車場だ。
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この駐車場、何と今をときめく建築家、熊・・じゃなかった、隈研吾さん設計だったのだ。
隈研吾さん、そう、あの新歌舞伎座の設計者だったのだぁ~~っ!!!

で、何が面白いかというと、ま、ご覧の通りちょっと錆びた鉄板が張り付けてあるかのような外観。加えてその鉄板みたいなのが秩序的に張り付いているようでいて、実際は結構ランダム。でも全く出鱈目ではなく、いわば計算されたアバウトさ。
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遠目に見るとなんだか風でパタパタ動きそうだけれども実際は固定されていて、見る角度、光の当たり方によって表情が千変万化。
夕日とか、あるいは満月の夜に見てみたいなあ。

ま近かで見ると鉄板のように見えたのは、断面がくさび型をした板状のコンクリート。
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これが何百枚も固定されてぶら下がっている。

手前にビルが建っているために全貌は見ることが出来ないのが残念。ただし反対側は線路なので電車からは全貌がはっきりと認められるだろう。
とりわけ新幹線の高架からの眺めは電車の動きとともに変化する壁面がひと際面白いことだろう。
長野新幹線に乗られる機会があったら高崎駅を出て直後、左の車窓からぜひご覧いただきたい。
by katabami03 | 2011-09-11 21:51 | 高崎物語 | Comments(6)
Commented by アート at 2011-09-12 00:20 x
面白いものをみつけられましたね。

駐車場の壁面がモダンアートのようです。高崎市の担当者はセンスがいいのかしら、こういう設計家に頼むとは。

東京は高圧的な都庁もすきでないけど、江戸東京博物館は酷いとおもいます。
発注する担当者のセンスできまるのでしょうか。
さて、駐車場をコンテンポラリーアートに楽しめる人は、新歌舞伎座はどう仕上げるのでしょうか。いろいろ言われてますね。
Commented by katabami03 at 2011-09-12 22:51
>アートさん
都庁、江戸東京博物館、私もどーもニガテです。

新しい歌舞伎座は絵図をみたのですがなんだかイマイチ。
高層建築に古い建物を合体させることの限界みたいなものを感じてしまいます。
Commented by 大江戸時夫 at 2011-09-13 21:53 x
銀座2丁目のティファニーも隈さんで、外壁のパネルがランダムな角度でついているようでいて、計算されつくしているあたり同じ発想です。 一方で小生は、丹下健三・東京都庁の「現代の神殿」といった趣きの圧倒的なマッス感やケレンも、かなり好きだったりします。
Commented by katabami03 at 2011-09-13 23:08
>大江戸さん
ああ、言われてみれば納得。
丹下健三はどちらかというと昔のほうが好きです。都庁は部分的に見ると面白いのですけど、全体的にはあの威圧感についていけないんですよねえ。
Commented by 純イチロー at 2011-09-14 09:01 x
隈研吾さん設計、はっきしいってイイでっす!
都内某所でも見かけますが、個人的にスキですねー!

隈研吾さん自信もってねー!!!!
Commented by katabami03 at 2011-09-15 21:15
>純イチローさん
都内でも屈指の老朽建築物、豊島区役所。
近々建てなおすらしいですが、設計は隈さんにお願するらしいです。
たのしみですね~。
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