risi,ハッパをかけられる。

このところ珍しく(?)忙しくて残業なども続いていたが、今日は特に今日中にやらなければいけないこともなく、今朝はゆっくりとできた。
ゴロゴロしていて、このまま休んじゃおうかなあ~、なんて思ってもみたものの、やっぱり貧乏性で結局外出することに。
まずは教場に行って一昨日の撮影の後片付け。その後青山の草月会館に「洸華会」の展覧会を見に行く。

洸華会は草月流の日向洋一先生が主宰する会で、今回で15回目になるという。
日向先生とは知り合ってからもう30年近くなる。
知り合った頃は英国の作家デビット・ナッシュなどの影響が見られるような作品を発表していたが、その後は「植物に語らせるもの」というコンセプトで独自の生け花の世界を開拓している。
今回の展覧会のテーマもズバリ「植物に語らせるもの」。

百聞は一見に如かず、とにかくご覧いただきたい。
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長いものは3mくらいありそうなトウゴマが「これでもか!」というくらいの圧倒的なド迫力で迫ってくる。
ちょうど先生にお会いできたので聞いてみると、なんと1300本取り寄せたとのこと。
この場所では今迄にいろいろな先生方が作品を発表しているが、今回のインパクトはかなり強烈だったなあ。それから、先生からいただいたお言葉も。

洸華会の他の先生方の作品も、どれも秀逸。
中村まりえさんは草月展でもお馴染みのニューサイランの繊維で。
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場に適合した作品の数々。
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最上段には透明感のある大きな合作。
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さすが草月のスタープレイヤー、スケールが大きいし何といっても見せ方が上手い。

華道界は衰退の一途をたどっているようにみえる昨今だが、ほのかに希望を持たせてくれるような展観だった。
by katabami03 | 2010-11-26 22:21 | 展覧会・イベント | Comments(6)
Commented by 風うたい at 2010-11-27 01:20 x
う〜ん。無機的な空間に植物の触手がのびている。
心にくい演出? ですね。


Commented by risi@いけばな at 2010-11-28 16:11 x
>風うたいさん
イサム・ノグチ作の石の空間は強い存在感があって、しっかりとした造形でないと負けてしまいます。
今回はそれらを凌駕する勢いがありました。
Commented by tonton at 2010-11-29 12:56 x
圧巻ですね~
草月会館の表現=無機的な、まさにそうだと感じます
中村先生はニューサイランと、、まさに向き合っておられるという感じがします
Commented by risi@いけばな at 2010-11-29 23:40 x
>ton先生
中村先生は確か香港でワークショップをなさっていらしたかと・・・。
今回は同じ素材でベレー帽を作って、ご自身で被っていらっしゃいました。
Commented by LABO雲 at 2010-11-30 00:19 x
1,300本の唐胡麻を一年かけて育てた大作は、イサム・ノグチ
の石庭「天国」を圧倒していました。
矯めることも曲げることも折ることもしない素のままの直線を
天国に語らせたお作品は、いけばなの極みでしょうか。
真っ赤な茎が血流となって、日向先生のいけばなへの情熱が噴射していました。やさしく迎えてくださった笑顔の奥に、素手で戦う剣士のような凄さを感じました。
Commented by katabami03 at 2010-11-30 22:46
>T先生
私もこの花材は好きなのですが、こんな風にやられてしまうともうお手上げ。何をやっても貧弱に見えてしまうでしょうね。
そんなインパクト。
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