血。(高崎物語29)

高崎の街を歩いていて、ある時気が付いたのだが、気の利いた洋服屋さんが結構多いのだ。

駅の近くにあるお店の一つ。
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この交差点の近くだけでも6,7軒の洋服屋さんがある。
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そんな中でもとびきりカッコイイお店を紹介しよう。

昨年の「大地の芸術祭」の折、私たちの「蓬平いけばなの家」にユニークな服装をした二人連れが見学に訪れた。聞けば高崎で洋服屋を営んでいるとのことだった。
その後はしばらく忘れていたのだが、半年ほど前に駅の近くを歩いていると、間口は狭いがちょっと興味を引く服が置かれている店を発見した。その日は先を急いでいたのでそのままやり過ごしてしまった。

今日改めて立ち寄ってみた。[高崎市通町141-18・FREESTYLE]
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丁度店主と思しき人がいたので尋ねると、案の定、昨年新潟でお会いしたその人だった。

この店には、黒を基調にした落ち着いたものもあるのだが、常識を覆すような、かなりブッ飛んでいる服がわんさか。まるで作り手が買い手に挑戦するような、あるいは挑発するようなものまである。
けれども不思議と、原宿あたりにうじゃうじゃある店のようなチープ感はない。
服を単にファッション=流行として考えているのでなく、個性的=生活を楽しむためのアイテムとしてとらえている、そんなポリシーに貫かれているようだ。
そしてそのようなコンセプトを基に、作り手と店主との信頼関係がしっかりと築かれているのであろう。


このコーナー、高崎と絹などの繊維との関係に何度か触れてきたが、伝統的な繊維の街の血脈がこんなところにも流れていることを感じさせる、そんなお店だ。
by katabami03 | 2010-11-14 23:15 | 高崎物語 | Comments(2)
Commented by 純イチロー at 2010-11-16 03:06 x
フリース タイル??
アナクロ? ユニクロ?柳井社長!
あっ~ エンガチョ!フリースタイルね~~
横浜は新潟化!?
Commented by risi@いけばな at 2010-11-16 10:17 x
>純イチローさん
・・・???
店主の志は立派ですよ。
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