種が風に運ばれてきたのか、近所の空き地にこの夏あたりから荻が生えている。
数日前あたりから穂が出始めた。
薄(ススキ)の穂はみなさんご存じだろうが、その穂がどのように出てくるかを知っている人は少ないと思う。荻の穂の出始めたものがあったので写真に収めてきた。薄と荻はよく似ているのでご覧いただこう。
先ずこんな風に茎の先から出てくる。
それが少し伸びて・・。
おっとこれはピンボケ。左端に少し写っている、良く見なれた奴になるってわけ。
荻も薄もともに茎には節がある。
これは薄の茎。
薄はどちらかというと藁に近い感じだが、荻は竹に近い感じ。
荻の茎は丈夫で長持ちするので、時々いけばなの作品に利用する。
上の2作共に2004年の作。
多摩川の河原に行くと荻が一面に生えているところがある。私から見ると宝の山。
暇を見て少し刈り取ってきておこう。