ヒラママリオをよろしく。

華道家平間磨理夫君から、陶芸展に添え花をするというご案内をいただいた。

マリオ君は小原流の伊藤庭花さんの元お弟子さんで、9年ほど前に開かれたロンドンでの展覧会の折に、アシスタントとして庭花さんに同行していて、そこで知り合った。
走るのが好きだということで、宿舎から会場まで徒歩30分くらいの距離を、ジーパン姿で走っていた姿を思い出す。
今は独立して華道家・ヒラママリオとして活躍している。

会場は目白の「FUURO」。磁器の作家である加藤眞也・美穂子ご夫妻の展覧会。
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一階に展示された磁器作品は小品や食器類が多く、二階は竹主体のインスタレーション的空間にやや大きめの花器類が配されている、といった展示構成。
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アダンの実を生けた二階の作品。
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一階の小品。
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入口わきには紫陽花がさりげなく投げ入れに。
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会場で加藤さんご夫妻と少しばかりお話させていただいた。
若いころ2年ほど陶芸作家の許で内弟子をしていたのだが、ご夫妻の陶房はそこから車で15分ほどのところにあるということで、思いがけず懐かしい話などをして、しばし楽しいひと時を過ごした。

花を生ける人間にとって、昨今大変厳しい状況が続いているが、若い人の活躍は嬉しい。
マリオ君にも花の道での成功を願わずにはいられない。
by katabami03 | 2010-07-02 22:50 | 展覧会・イベント | Comments(4)
Commented by 風うたい at 2010-07-03 11:16 x
磨理夫さんとは、沖縄の方でしょうか?
一度聞いたら忘れられないすてきなお名前。
阿檀の実を初めて拝見。
(中島みゆきの『阿檀の樹の下で』という歌しか知りません。苦笑)。
さりげなく置かれたようにみえる一枝の力強さで、器の面白さが一層ひきたてられていますね。
洒落た小品2品、ドライの紫陽花も絵になっていて。
Commented by risi@いけばな at 2010-07-03 11:47 x
>風うたいさん
沖縄っぽい名字ですけども、御親戚の方が偶然にも知り合いに居りまして、その方は栃木ですので、今度お会いしたらきいてみましょう。
アダンの実は沖縄に行くと、そこいらへんにゴロゴロと生えているって感じですけど、こういう風に使うとインパクトありますよね。
Commented by nageire-fushe at 2010-07-04 06:53
すっきりとした花ですね。やはりこうゆう挿花の場合は
器を生かすようになのでしょうね。
難しい世界なのですね。
Commented by risi@いけばな at 2010-07-05 08:48 x
>nageire-fusheさん
生ける人の性格にもよるのでしょうけれど、器を生かすにはある程度の抑制が必要ですよね。
引き算の美学、ってとこでしょうか。
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