仙台に初めて行ったのは20歳の時で、山形の友人に案内されて、松島、青葉城などを訪ねた。
仙台駅の新しい駅舎がちょうど出来上がりかけていたときで、現在、PORCOだのAERなんていうビルがあるあたりが、まだごちゃごちゃしていて、その一角の焼き肉屋に入ったと記憶してる。
↓このような空中回廊などまだなくて、左側のビルのあたりは古い街並みのままだった。
駅前のモニュメントは伊達正宗の兜の飾りをイメージしたもの?
新幹線乗り場からあおば通りを望む。
さすがに東北随一の都市とあって、たくさんのビルが立ち並び、道路も整然としていて、美しい街並みだ。
駅から西方向に、あおば通りと並行してグリーンロードというアーケード街が500~600mにわたって延びていて、さらにそのおわりから南北に同じくらいのながさでアーケード街が続いている。
地方都市によくみられるシャッターの下りた通りとは全く無縁の活況を呈している。
花展の合間に青葉城を訪ねてみた。
一度来ているはずなのにほとんど覚えていない。
広瀬川にかかる橋を渡って、そのまま車道に沿って登って行けばお城にたどり着くが、左側に仙台市博物館があり、その裏手のこんもりとした木々の中に、お城までの遊歩道がつづいている。
博物館の裏には伊達正宗の胸像や、仙台にゆかりがあるのか、魯迅さんの記念碑がある。
ここの石垣は実に見事!
威風堂々なおかつシャープな美しさ。
石垣の上から見る仙台市街の眺望。
この像はあまりにも有名。
青葉城をあとにして、市内の骨董屋を訪ねることにした。
たまたま入った骨董屋で、古い友人が仙台でお茶などの道具屋をやっていることを思い出して、ダメモトでたずねてみたら、名前はご存じで、だいたいの場所を教えていただいた。
教えられたあたりを歩きまわり、近くのお店や通りがかりの人に聞いたりして、なんとかたどり着いた。
店内には友人の兄嫁という人がいて、本人は外出中とのことで会うことができなかった。
仙台市内は短時間ではあるが、よく歩き回った。
9日は午後5時から揚げ花、即帰路につき、6時30分には車中の人という、まことにあわただしい仙台見物であった。