爽やかな春のひと時。

「一葉式いけばな」の粕谷尚弘君と陶芸家の山本安朗さんからジョイント展のご案内をいただいた。
場所は青山学院の横から裏通りに入ったところにある、民家を改造したギャラリー「蔦サロン」。

現在のいけばな界では、いわゆる団塊の世代のジュニアが活動しはじめているのだが、粕谷君はその中でもかなり精力的に活躍している一人だ。
一方安朗さんは南蛮焼き締めという素朴な陶器一筋。
電動轆轤(ロクロ)全盛の時代だが、蹴轆轤という、足で蹴って轆轤板(ターンテーブル)を回す、昔ながらの技法にこだわっている。また、窯も穴窯というもっとも素朴な形式の窯で、燃料も薪のみを使用。安朗さんの作品は、それゆえに自然のゆがみや色合いの変化が一作ごとに異なり、色合いこそ違え、朝鮮の李朝の陶器に通じるような、どこかひょうげた味わいをかもしだしている。
(山本安朗さん:'08,7/3. 粕谷尚弘君:'07,6/17 参照)

気合の一作。
d0117565_8123952.jpg

奥の部屋に生けられた八重桜が窓外の緑と呼応して・・・。
d0117565_8152442.jpg

若手の活躍は頼もしい。
オジサンものんびとばかりしてはいられないぞ。
by katabami03 | 2010-04-25 08:17 | 展覧会・イベント | Comments(2)
Commented by nageire-fushe at 2010-04-25 08:53
まさに器と花のコラボですね~~~南蛮と言う響きに
似合った斬新な花作品ですよね。
Commented by risi@いけばな at 2010-04-25 21:16 x
>nageire-fusheさん
この他にも数作あったのですが、個人的な好みで2作をご紹介させていただきました。
安朗さんの器は、どちらかというと造形的なものより、さりげない花のほうが合うようです。
fusheさんの花も似合いそうですね。
<< 水温む。 高崎は寒かった。 >>