問屋町。(高崎物語25)

出先からの帰りがけ、あわててとび乗ったバスが途中から駅と反対方向に向かって走り始めたので大慌て。急いで運転手さんに話を聞くと、ぐる~~~~~っと大回りをして駅に行く路線だという。で、途中の「問屋町駅前」から電車に乗れば、高崎駅は一駅だとのこと。
問屋町という名称はかなり以前から見聞きしていたのでどんなところだろうか、東京の人形町とか浅草橋とか、あるいは河童橋のように商店がひしめき合って、活況を呈している街なのだろうか、なんて想像していた所なので、この際そこまで行くことにした。

問屋町駅前。みごとになあーーーんにもない。
駅前にこれほど何もないところというのも珍しい。
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駅の反対側はもっとなあ―――んにもない。
駅に来る前の車中から見た街の景色は問屋がひしめきあって・・というような風情でもない。

問屋町という名は、昭和40年ごろ近辺の卸商社が集まって、当時としてはかなり大規模な卸問屋の団地を作ったことに由来するらしい。
お店がひしめき合って、といった光景は見られないが、この近辺の道路沿いは中小の商業ビルが立ち並んでいるといった様相で、他地域とは雰囲気が違っているのが見てとれる。

海外の都市を見ると、政治と経済の機能をはっきりと分けて、それぞれの都市に集中させている国(都市)を見かけることがある。
国内でも、高崎のある群馬県は、政治の機能は県庁のある前橋市がその役を担い、高崎は文化、商業の街といったイメージがある。
問屋町も群馬県内の商業の街の一翼を担ってきたのであろう。
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駅舎は最近建て替えられたのであろう。
問屋町という、どことなくノスタルジックな名前とは裏腹な、近代的で合理的な駅だった。
by katabami03 | 2010-04-11 23:47 | 高崎物語 | Comments(0)
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