はい、タイトルを見て「どんな料理だろう」と思った人、食いしん坊さんですね~。
まあ、私も食に対する好奇心は人一倍強いので、えらそうなことはいえませんけど。
で、ロゼットだ。
野草に詳しい人なら多分知っていると思うけれど、二年草や多年草で夏場に1メートル前後まで伸びる草が冬場は地面にへばり付くようになっている状態、それがロゼット。
夏には傍若無人にはびこる草々も、冬場はけなげにひっそりと春の訪れを待っているわけだ。
白菜が植えられていた畑を見たら、あらら、こんなんなってるです~。
これを見かけたときは何だかとても嬉しくなってしまった。
少しふっくらしてはいるけれど、これはロゼットだよなあ。
白菜やキャベツ、レタスなんていう野菜は食用に改良されて、かなり本来の姿からかけはなれたものになっているのだと思う。
みんな元々はもっとびろーんと投げやりな姿をしていたのだと思う。サニーレタスなんていうのは、そういう意味では本来の姿に近いのだろうなあ。
ホウレン草なんかでも、厳寒を越してきた野菜は甘みが強くて美味しいじゃあないですか。
この白菜、多分土に鋤き込まれてしまうのだろうけれど、食べたら多分美味しいんだろうなあ。