risi、いけばな展に無常をみる。

都心部は一昨日の雪もほとんど消えてしまったようだが、ウチの近所では、こんな面白い光景が見られた。
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さて今日から我らが「古流協会展」が始まった。
展覧会は、実は始まるまでの下準備が大変で、いざスタートしてしまうともうジタバタしても始まらない。あとはもうトコロテンみたいなもので、流れにまかせてツルッといってしまうものだ。

今回は島倉千代子さんの歌でお馴染みのカラタチを久々に使った。
カラタチはその特異な容貌が面白くて、いけばなを始めたころに多用したものだ。
約30年の年を開けて再び使ってみると、これはまだまだいろんな可能性を秘めた花材であることを発見。

ここでちょっと今回の作を。
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花展の会期中はテンションが上がっているので、いろいろなアイデアがわき出て来る。
カラタチもあーだこーだといろいろと試してみたいアイデアが頭をよぎるのだが、悲しいかな、会期が終わると見事に忘れてしまう。


こんなことを繰り返しているうちに歳月ばかりが・・。


嗚呼、人生はあまりに短い。
by katabami03 | 2010-02-03 22:51 | 展覧会・イベント | Comments(8)
Commented by LABO雲 at 2010-02-04 00:00 x
同じ花材でも歳月が経ってから手にすると、読み解き方が変わってきますね。経験の重みでしょうか。
古流協会展楽しみにお伺いします。
Commented by choku at 2010-02-04 00:48 x
これはまた哲学的な。イディアでしょうか?
Commented by アンナ at 2010-02-04 12:52 x
シンプルでありながら、力強く、でも軽やかで・・・私は、好きです作品が。
Commented by risi@いけばな at 2010-02-04 23:46 x
>T先生
経験の重みならばいいんですけど、メモしておかないとすぐに忘れてしまう。基本マメではないので「この前、面白いこと考え付いたんだけどなあ・・・。」の繰り返しで困ったもんです。

>chokuさん
良く分からないけど、そんな私を人は「健忘症」と呼ぶ。

>アンナさん
有難うございます。
今回は珍しく早目に花材が決まったのですが、だいたいギリギリまで何にしようかと迷っていることのほうが多いんですよね。
火事場のばか力というけれど、あとは勢いです。
・・・困ったもんです。
Commented by いとへん at 2010-02-05 19:00 x
一番目の写真、面白いですね。一口サイズの焼きあがったお菓子みたいですね。ドウダンツツジかなんかでしょうか?
カラタチ、近くでよく見たことがないかもしれません。いや、知らないだけで見てるのかもしれないのですが。花がボケみたいで暖かい色ですね。
ぜひ近くでこの作品を拝見したいものです。遠くから会の盛況をお祈り申し上げます。
Commented by katabami03 at 2010-02-05 23:52
>いとへんさん
大当たり、ドウダンツツジの苗木の畑です。前日は葉の上にも雪が積もっていたのですが、上だけ解けて、丸るくあいた土の部分がドラ焼きの皮みたいでした。
カラタチはあまり見かけないけれども、時々生垣に使われていたりするのを目にすることがあります。
花はまさしくボケ。今日はもう満開になっています。
そちらも寒いのでしょうか?春が待ち遠しいですね。
Commented by いとへん at 2010-02-06 19:25 x
おーやはりドウダンツツジの畑でしたか!都内なのにこんな畑があるのですねー。ほんの少しの雪で都内もわがふるさとも電車が乱れてしまいます。豪雪地帯の方々の智恵や苦労はいかほどかと思いを馳せる次第です。こちらは、昨日の夜大雨と氷の礫がすごい勢いで窓にあたってきました。そしたら今朝は晴天で、空気もなにやらあったかーい!立春も迎えて春も遠くないですね☆ カラタチのこの作品、なにやら私は祭りで焚く火柱を連想しました。カラタチが咲けば咲くほど燃える火のようでしょうねー。
Commented by katabami03 at 2010-02-07 00:43
>いとへんさん
氷の礫!天候も大陸的なのでしょうか。
もっとも、そちらは日本と比べると緯度は結構高いんですよね。
昨日あたりから満開で、まさしく燃えるような様相になっています。
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