risi、いけばな展に無常をみる。

都心部は一昨日の雪もほとんど消えてしまったようだが、ウチの近所では、こんな面白い光景が見られた。
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さて今日から我らが「古流協会展」が始まった。
展覧会は、実は始まるまでの下準備が大変で、いざスタートしてしまうともうジタバタしても始まらない。あとはもうトコロテンみたいなもので、流れにまかせてツルッといってしまうものだ。

今回は島倉千代子さんの歌でお馴染みのカラタチを久々に使った。
カラタチはその特異な容貌が面白くて、いけばなを始めたころに多用したものだ。
約30年の年を開けて再び使ってみると、これはまだまだいろんな可能性を秘めた花材であることを発見。

ここでちょっと今回の作を。
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花展の会期中はテンションが上がっているので、いろいろなアイデアがわき出て来る。
カラタチもあーだこーだといろいろと試してみたいアイデアが頭をよぎるのだが、悲しいかな、会期が終わると見事に忘れてしまう。


こんなことを繰り返しているうちに歳月ばかりが・・。


嗚呼、人生はあまりに短い。
by katabami03 | 2010-02-03 22:51 | 展覧会・イベント
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