世の中は連休だそうだ。
休日こそが稼ぎ時のやくざな商売。世間の喧噪を横目に(一寸羨みつつ)お仕事にいそしむrisiなのだった。
てなわけで家に帰ると、長男が借りてきたDVDを見ていた。
そういえば随分と長いこと映画館に行っていない。何となく見始めたら止められなくなって、結局最後まで見てしまった。
「かもめ食堂」。最初から見ていないので主人公がどういういきさつでフィンランドで食堂を始めたのか不明だが、特に大きな事件があるわけでもなく、物語は坦々と進む。
主人公の小林聡美の自然体の姿もいいが、片桐はいりともたいまさこが絶妙の感。
何気ない日常の光景の中、そこで出会う人々の人生。それぞれが様々なものを背負っていながら、決して大仰に描くことなく、観終わって不思議な爽やかさを感じる映画だった。
さあ、時間ができたら何を観に行こうか。
先ずは「カムイ外伝」あたりかな。