と言っても何かの比喩ではない。
正真正銘泥鰌が逃げたのだ。
我が家の近くに「窪東公園」という公園がある。それほど広くもない公園だが、もとは人工的に造られたものにも関わらず、葦(アシ)や太藺(フトイ)が生い茂り、かなり自然に近い沼のようになっている池がある。
近隣の子供たちの格好のザリガニ釣りのメッカでもある。
昨日そこで、ザリガニには目もくれずにドジョウ獲りをしてきた。
で、約1時間ねばって2匹捕まえた。
今朝の東京は台風の影響で大雨だったが、朝の7時ころに見たら2匹いた。それが9時ころ再び見たら1匹しかいないではないか。
一応網はかけてあったのだが、それは猫よけのためで、かなり目の大きな網であった。さらに、まさかドジョウがジャンプするとは思わなかったために、浅いバットのような器に入れてあった。これが痛恨のミスとなってしまったのだった。
いないのが分かってからしばらく周りを探してみたが見つからなかった。
左側の金魚鉢にジャンプしていれば安心なのだが・・・。
水のない所に行ってしまって、干からびてしまうのはあまりにかわいそうだ。
大雨にまぎれてうまく我が家から逃げ出し、うまく下水にでも入って生きながらえてほしいものだ。
それにしても丸々と肥えて、見るからに旨そうな泥鰌だったなあ。